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<シエナウィンドオーケストラ・クリニック@北九州>
〜フルート編〜
講師:西田紀子
今回のクリニックは主催者の意向で参加者を抽選で10数名に絞って行われました。
まずは全員で音出しからスタート。姿勢、楽器の持ち方など一人一人チェック!
その人にとって一番楽な(脱力した)姿勢や持ち方を一緒に探していきます。
さて、一通りの音出しが終わると今度はミニ個人レッスン。
前に出て(音階などを)演奏してもらいます。
学校毎での参加が多かったので、この日は学校単位で前に出てもらいました。
知らない人の前で(しかも全員がフルート吹き!!)一人で吹くことは、
なかなか緊張することだと思いますが、
そんな非常時だからこそのパワーがみんな出ていて、頼もしい限り。
前で演奏してくれた、
一人一人に今一番練習したらいいかな?と思ったことを伝えます。
口に力が入り過ぎている場合は、受講生全員と一緒に
いくつかの脱力のための練習方法をやります。
指に力が入っている人には、その脱力のコツを
短いフレーズの繰り返しの中で体で覚えてもらいます。
中には全く素直に上手に吹いている人もいて、
思わずお客さん感覚で聴き惚れてしまったりしました。
そんな人にはビブラートの練習をしてもらったり、
ソロのパッセージを吹いてもらったりします。
どの人の時も必ず、全員でその練習方法や短いパッセージを繰り返し練習しました。
みなそれぞれに音色(奏法)が変わっていきます。
今まで出せなかった音(色)が出せた時の、
その人の輝き(ちょっとくさいかな?)に触れられるのが一番嬉しい瞬間です。
「そう、それ!!今の感じ!」
などと私なんかが言葉を発する前に
全身から「分かったぁ、分かったぁぁ」オーラが滲み出てる人とか(笑)
また「○○さん、今の息の流れすごくいいよ!楽器がどーんと鳴る感じするでしょ」
など私が言った時、言われた本人もさることながら、
人の音が変わっていくのを聴いていた
受講生達の間からも「うんうん」と力強いうなずきのようなものが洩れ出てきたり。
クリニックが終わる頃には、
なんとなく連帯感のようなものが出てきているような気がしました。
というのも机を移動させて広いスペースを作っていたのですが、
「机の移動の指示を出さなきゃ」なんて思って
いたところ、何も言う前にみんなでガタゴトと
実にスムーズに元通りにしてくれたのです。
指示を出さなきゃ!なんて先生ぶったことを考えていた自分が
ちょっぴり恥ずかしくなりました。
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