2003年11月ツアー レポート  (PHOTO集 * 客席レポート:金野紗綾香)

 



 


    

  

 

 

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<客席から聴いたシエナ公演> (Fl奏者 金野紗綾香)      

横浜、南足柄と、今回のシエナツアーも大変に盛り上がりました!
今回はツアーを諸事情で降りていた団員カネノがお客さまの目から見たシエナをレポートします。
まずは待ちに待った横浜みなとみらい当日。その日は朝からなんだかドキドキしていました。
客観的にシエナの演奏会にいけるなんて。。そぅそぅ滅多にありませんから。
(そんなにあっちゃ困るんですが。コラ、サボるんじゃない!てみんなに怒られそうです。)
開演前に舞台袖に直撃リポート!というか久々にお会いした団員のみなさんにごあいさつ。
定期本番前の気合いは十分!でもみなさん終始シエナ特有なごやかムードでした。
そして佐渡さんの楽屋に直撃!リポート!いや、こちらもまたご無沙汰しております。。
とごあいさつをしつつ、ネタのしこみ(団員のみなさんはご存じないでしょうが(笑))
に成功!星条旗の時にサンタ帽をかぶっていただくことを承認していただきました。
「まだクリスマスの時期ちゃうやろ。一人でうかれてるみたいではずかしぃわ。」
という佐渡さんをよそに「いや、一人にはさせません。とにかく大丈夫です!」
とわけのわからないまま説得。

そして客席へ。みなとみらいは満員御礼!
いよいよ2003年をしめくくる佐渡&シエナ定期がはじまります。 メンバ-が次々と入ってきました。
そしてコンサ-トマスタ-が、最後にマエストロ・佐渡裕氏が登場!
客席からの期待に満ちた大拍手の中、1曲目、「ロッキ-・ポイント・ホリディ」
が華々しく演奏されました。
第一部、佐渡&シエナならではの熱いサウンドでドラマチックに聴かせてくれた「オセロ」他、
オリジナル曲で吹奏楽の魅力をたっぷり堪能したところで、休憩。
第二部はシエナ恒例「音楽のおもちゃ箱」今年はどんなエンタ-ティメントを見せてくれるのでしょうか!?
いきなりトランペットのハイト-ン炸裂!!
ベ-スにドラムにノリノリで「ルパン三世のテ-マ」が演奏されました。
そして今回の目玉はなんと…!!
阪神タイガ-ス優勝を祝し、佐渡さんが「タイガ-スのユニフォ-ム」を着だして、
お得意のたて笛でひとり、「六甲おろし」を演奏し始めました。
するとみるみるうちに伴奏がつき、団員もユニフォ-ムを着て、
(どこから取り出したのか…)たて笛で大合奏が!!
舞台前方ではコントのようなパフォ-マンスが行われる始末。
流石シエナ。。我が楽団ながら、徹し方に脱帽でした。会場が笑いに包まれたところで
なつかしの「宇宙戦艦ヤマトのテ-マ」が演奏されました。
「地球滅亡まで。。」の美しい歌声がソプラノサックスで高らかに歌われた後、
有名なかっこいいテ-マの部分が!!そして休憩。
いよいよ 鈴木英史氏の新編曲のウインドオーケストラでの全曲版は初演という「スキタイ組曲」です!!
突然の始まりに度肝を抜かれ、始めて聴かれた方には不思議な、おもしろい感じがしたかもしれません。
アレンジも素晴らしく、音楽を表現するのに、オケであるとか、吹奏楽であるとか、
楽器の手段など全く気にならないという感覚を覚えました。
すごくたくさんのエッセンスを管楽器ならではの魅力でみごとに表現された演奏でした。
そしてアンコ-ル第一曲目「キャンディ-ド序曲」!佐渡&シエナ1枚目のCDにも入っていて、
幾度となく演奏されてきたこの曲は、両者にとってもファンの方々にとっても想い入れの強い曲。
毎回、毎回演奏される度に新しい顔をみせてくれるのですが、この時のテンションったら、爆発的で、
最高潮の盛り上がりをみせてくれました!!
そしてお待ちかねのアンコ-ル第二曲目「星条旗よ永遠なれ」。
余談ですが、開場前みなとみらいを歩いていたら、見る人すれ違う人、楽器ケ-スを持った人々がわんさか。。
こんな光景も、佐渡&シエナの演奏会ならではですよね!?先ほどアポを取ったサンタ帽を
佐渡さんにかぶっていただきました。ちょっと(だいぶ!?)早いクリスマス・プレゼントです。
舞台上は鮨詰め状態。。熱気ムンムンで、大興奮の星条旗で幕を閉じました!!

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翌日は南足柄公演。金太郎さんの足柄山で有名なこの地にシエナが訪れたのは初めて。
公開リハ-サルが行われました。学生さんやら、ファンの方々、初見の方々もいらっしゃったでしょうか?
公開リハ-サルでは演奏や音響面のチェックなどが行われ、
佐渡さんの生の声が聞こえるほど間近でリハ-サルを見学することができました。
それから、佐渡さん、(シエナの団員から)木管代表西田さん、金管代表中村(睦朗)さんによる、
Q&Aのコ-ナ-がありました。部活で指揮を振っている方からの佐渡さんへの「指揮について」等、
みなさんからたくさんの質問がありました。そしていよいよ演奏会へ。
みなとみらいとはプログラムが若干異なり、一部に、我が団のソロコンサ-トマスタ-新井靖志さんによる
A.リ-ド「アルトサックスとバンドのの為のバラード」が演奏されました。
新井さんの“歌うサックス”の音色に会場中がほぅ〜っ…と魅了されていました。
第二部では佐渡さんがこんなお話をしてくださいました。
南足柄のスタッフの方が、佐渡&シエナの演奏会に何度も何度も足を運んで下さって
どうしても、南足柄のみなさんにお届けしたいと、努力して呼んで下さったこと。
演奏会が行われる前から、懸命に働いて下さっているスタッフの方々、舞台に乗って
いる指揮者、演奏者、そして聴いて下さるお客様があって、初めて演奏会が成り立つこと。
演奏会とは演奏者だけでなく、「みんなで創りあげていくもの」だということ。
南足柄公演はまさにそのことが実現された素敵な演奏会でした。佐渡&シエナの想い
が演奏によって皆さんに伝わると、それを感じとったお客様がすごく暖かい反応を返
して下さり、それに乗せられてシエナもまたパワ-アップする。
こんなにも客席と一体となる演奏会は経験したことがありませんでした。
佐渡&シエナ、感動をありがとう!!そして、会場に居合わせたすべての方々に感謝をこめて…。